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モロッコ旅行記3
 6月28日 快晴 強風  朝食後タンジェの市内を観光。 市内最大の市場「ソコ」というところに案内いただいた。豊富な魚貝・肉(豚以外)・いろとりどりの野菜や果物・ナッツ類、出来立てのチーズ、そしてハーブやスパイス、釜焼きのパンやクレープ・・・。見ているだけでお腹がいっぱいになってしまう。そして革製品や香水、金銀のアクセサリーやため息が出るほど美しいアラブの民族衣装、錫の食器類も有名である。しかしどこにも値札はついていない。こちらでは値段は交渉しだいで決まる。これは大変困る。相場もわからずに値段交渉なんてできないし、相手が自分をだましているのか、みんながみんな悪い人に思えてくる。でもこちらの通貨ディルハムはユーロに比べればかなり安いので、だまされたつもりでたくさん買い物してもそうは懐が痛みそうにないので、モロッコにお出かけの際にはぜひお買い物してみてください。 夕方はこちらの観光学校に通っていうという青年がガイドをしてくれた。 近郊の洞窟へ。日本の鍾乳洞などと比べるとたいへん乾いて素朴だが、大西洋がすごい迫力で迫ってくる崖っぷちにあり、向こうはアメリカ大陸かあと感慨もひとしお。 海岸べりにはらくだが観光客を乗せるために何頭かぼんやり立っている。いつもらくだのまつげの長い、やさしそうな、でも悲しそうなつぶらな瞳を見るとたちまち涙が出そうになる。 市内に戻り市民の憩いの喫茶店?といいますか、名物の甘いあまーーーーーいミントティーを飲ませてくれる場所に行った。観光客は一切いない。100年も200年も前にタイムトリップしたような場所。すごろくのような遊びに興じている人々や、ただぼんやりと海を眺めながらタバコの煙をくゆらせていろ人々。女性はほとんどいない。 イスラムの国では女性がBARや喫茶店に入るなんてはしたないのだそうだ。現代的な女性は顔も体も露出しているが、年配の女性にはまだ目の部分だけしか露出していない人もいるし、髪だけ覆ってファッションは今風な人もいるし、顔以外は露出しない民族衣装の人もいて、男性も同様、人それぞれである。 夜はフェスティバル会場にて音楽鑑賞。今宵はしっとりとしたイランの楽団が演奏している。実にアカデミックでまじめな雰囲気である。あまりにも疲労してしまったので中座してしまったが、この楽団の演奏中にやはりコーランの放送があり、会場はしーんとしてコーランに耳を傾け、またつつがなく演奏を再開してとても素敵だったとぺぺさんから聞いた。  6月29日 半日またソコへエスペランサさんの買い物におつきあい。ぺぺさんがゆめゆめだまされるなと言うが 人間はだますよりだまされる方がいいんじゃないかなとのんきに思ったりする・・・ お世話になったモロッコの方々に挨拶をする。オマールさんの奥さんは別れがつらいので挨拶はちゃんとしないのだという。純粋な方・・・そう、人も場所も物も一期一会。本当にありがとうございました。 アルへシラス行きのフェリーが出る港へ。 普通の観光客はアンダルシアのタリファ行きを利用し、このルートはほとんど商用の人しか利用しない。 人も少ないしなんだかとても心細い。 夜中のジブラルタル海峡。 例によって出港までに税関の審査やらなにやらと待たされ待たされようやく船が出る。 子供の頃、西武園遊園地で乗った「バイキング」を思い出す。 右へ、左へ・・・・・お化粧室での苦しみは書くに及ばず・・・・・。 「クンタ・キンテ」とうTV番組を思い出した。その昔、アフリカ大陸から奴隷貿易でアメリカやヨーロッパに連れてこられた人たちは、相当に劣悪な環境の中でどれほどの苦しみを味わったのかと思いを馳せる。 行きはよいよい帰りは怖いジブラルタルであったが、こんなにゆれることは滅多にないそうで。 ただ、一人の黒人の青年がふらふら歩いている私にやさしく声をかけてくれてエチケット袋をくれたことがうれしかった。 これもまた良い経験でありました。早くセビージャに着いて!!
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