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モロッコ旅行記2
 歌人のKEI様、素敵な歌をありがとうございました。遅ればせながら続きを・・・・・

6月27日 風の音で目が覚める。

ホテルのビュッフェで朝食をいただく。フルーツ、チーズ、オムレツ、パン。素敵だけど納豆ご飯が恋しい。

早速この度の音楽フェスティバル開催会場に向かう。あまり信号のない道路。車の間を縦横無尽に横切る人々。たびたび冷や冷やするも、お互い慣れた様子、あまり事故は起きないようだ。

まもなく会場に到着。これって路上駐車?駐車場?なんだか強面の(失礼、差別ではないのですが、肌の色が黒く目がぎょろっと大きなアラブ・アフリカ系の方々の印象は相当インパクトでかいです)係員と言いましょうか、それを生業としているお兄様がおもむろに近づいてきてぺぺさんの車を誘導。チップを渡す。見渡せば他にも同じようなお兄様方。乱雑のようだが縄張りはきちんと決まっているみたい。

素朴な遺跡跡のような屋外会場。でも照明や音響の仕込みはばっちりである。

早速場当たりをと舞台に上る。スタッフさんたちに挨拶するも、あらまあ、言葉が通じないみい・・・・モロッコはフランスの植民地であったので公用語はアラブ語とフランス語。皆さん当たり前のように2ヶ国語をあやつり、さらにスペイン語もおおよそ通じると聞いていたのですが。どうしよう・・・とそこに、アラブ語、フランス語、スペイン語を巧みに操る実行委員のムリ−ラさんという見るからに頼りがいのありそうな女性が登場。何かと細やかに心を配ってくださり思わず日本のわたしの敏腕マネージャー岡まさこ氏を懐かしく思った。

かなりの強風の中でスペイン人とのリハーサルもなんとか終了。

お昼ごはんによばれる。楽しみなモロッコ料理!

円卓を大人数で囲む。

どどどどーん!と大きなお皿を給仕の方が肩に担いで近づいてくる。まずはサラダ。キャベツ、きゅうり、もやし、にんじん、たまねぎ、じゃがいも、などなどの野菜とくだものが山のように盛られている。各自好きな取り分けるもまだまだ大量に余っている。あまるほど用意するのがおもてなしなのかもしれないけれど、日本人としては「もったいない」の一言。
続くプレートには大きな大きな白身魚の料理がどん!!!!!!味付けはさっぱりと食べやすく頑張っていただいたけれどやはり大量に残る。

心配そうな私の気持ちを察してぺぺさんの奥さんのエスペランサさんが、この料理もひとかけらのパンでさえ絶対に捨てず恵まれない方々に回るのだと教えてくれた。最初から残り物を施しの前提にしているなんてちょっと複雑だけれど、民族、宗教の違いなのか。貧富の差、ヒエラルキーの違いが顕著な国なのだ。日本のふわゆる民主主義が特別なもののように思える。

さてさて急いでホテルに戻り、日本から持参した着物を着てスペイン領事館でのパーティーに向かう。途中ホテルのロビーでサウディアラビアから商用で滞在していると言う品の良い紳士い声をかけれたので今晩の舞台のことをぺぺさんがすかさず営業。なんと実際に見に来てくださった。シャクラン!!(ありがとうございます)

スペイン領事館に到着。青々とした芝生が目にまぶしい素敵な洋館。2組の音楽&踊りの楽団がベルベルの民謡を演奏している。なんともエキゾチックだ。

どこぞの何々様・・・・と偉い方ばかり集まっていらっしゃるようだけれど、わたしにはなんだか場違いな気がしてよくわからない。ポツンと立っているとフェスティバル主催のオマールさんがとっても気さくな雰囲気の素敵な女性を紹介くださった。舞い上がっていた私は後になってそのお方がモロッコ王室のお姫様だと知る。高貴な方ほどえらぶらない雰囲気なのだ。

スピーチの最後にちょっとよばれて緊張したが日本語でいいよと言われ一言「ありがとうございます」と言い深々とお辞儀をした。
ホアンホセが艶のある歌声でマルティネーテを一節。ぺぺさんのすばらしいカスタネット演奏。
音楽っていいな。言葉がわからなくても音楽に心を寄せる気持ちは世界共通。

そして、疲れたとへこたれる暇も無くぎりぎりに会場へ戻り本番を迎える。
21:00スタートなのにもう20:30だよ!!

ところが主催者から、コーランのお祈りの放送が21:15にあるので、たとえ本番中でも中断してお祈りが終わるまで待っていてくださいねえと笑顔で言われる。面食らう。
それでしたら21:15過ぎに開始にしませんかと蒲谷社長が直訴。それもだめだと言われる。
フラメンコは途中でやめたらまた再開が難しいのだと食い下がったが笑顔で却下。

そういえば朝テレビをつけたとき、しきりに時刻の羅列が放送されていて、あれがコーランの経典の放送時間だったのかと思い出した。
結局20:50くらいに放送が入り、なんら問題はなかった。
ここはイスラムの国・・・神の存在は絶対なのだ!

さて本番スタート。マントンも飛んでってしまいそうなすごい風の中にもかかわらずホアンホセとタニェ、ギターのパコ・イグレシアスのすばらしいアルテに支えられ、またカルロスとイバンの力強くセクシーな踊りはモロッコの女性たちから黄色い声が上がるほど盛り上がり、事故なく無事に終わって感謝の一言。

自分の中での反省は山のようにあるけれど、とにかくなんという刺激的な日であったことか。

まさに有り難い現実がここにある・・・本当に全ての方に心からのありがとうを伝えたいです。

ささ、まずは乾杯!!!といきたいところですがここはイスラムの国。アルコールはご法度。
停電になってしまった食堂でろうそくを頼りにロマンティックな晩御飯を静かにいただく。

アドレナリン全開のまままた床に就く。昨晩より激しい風の音。あしたは市内観光。何かまた新たな出会いや発見があるのかな。

この続きはまた・・・
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